松生恒夫(便秘専門)便秘解消対策!排便と便秘の仕組み(停滞腸)!

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みなさん、こんにちは

NHKの「きわめびと」で便秘解消の対策について取り上げられます。

50代をこえると男女ともに増えてくる便秘。食物繊維や便秘薬などの対策も、実は落とし穴がいっぱい!!“”

停滞腸」を持つヒトが男女ともに増えています。

便秘専門松生恒夫(まついけ つねお)先生の解説した記事などをまとめてみました。

松生恒夫のプロフィールや、クリニックについても調査しました。

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画像元:http://matsuikeclinic.com/profile.htmより

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松生恒夫のプロフィール

  • 1955年 東京生まれ
  • 1980年 東京慈恵会医科大学卒業
  • 1983年 東京慈恵会医科大学 第三病院内科助手
  • 1994年 松島病院大腸肛門病センター 診療部長
  • 2003年 松生クリニック

医学博士、日本内科学会認定医
日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本消化器学会認定専門医、
日本東洋医学会専門医、日本大腸肛門病学会専門医、
日本精神分析学会・正会員、日本消化器内視鏡学会関東地方会評議員

排便と便秘の仕組み

便意は腸と脳の連携プレーによって起こります。

食事をとると、食べ物が胃腸に入って、反射反応が起きます。すると腸で蠕動運動(ぜんどううんどう)が始まり、便を直腸まで運びます。

この蠕動運動が大事です。

便が直腸に入ると、直腸から脳へ信号が出ます。その信号を脳がキャッチし、便意を感じます。

しかし腸の状態が悪いと直腸から脳への信号が出にくくなるため、蠕動運動や直腸まで便を運ぶ動きが鈍くなり、便意が起きず、便秘がちになってしまうのです。

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画像元:http://matsuikeclinic.com/column0016.htmより

蠕動運動はどうやって起こるのでしょうか?

腸には「第二の脳(セカンド・ブレイン)」が存在します。

脳には約150億個の神経細胞があるように、実は腸にも約1億個の神経細胞があります。

そのうち、約2,000本は腸と脳を神経線維でつないでいますが、腸独自の神経ネットワークをもっています。それが第二の脳(セカンド・ブレイン)。

「第二の脳(セカンド・ブレイン)」は、脳からの指令を受けることなく、

●蠕動運動や消化・吸収のための運動を自発的に行っています。

●眠っている間にホルモンを分泌して消化内部を掃除している。

便秘の原因「停滞腸」

現代人に増え続ける「停滞腸

●「停滞腸」は消化・吸収・排泄するために必要な腸の運動が弱くなったり、中には止まってしまう腸のこと

●「停滞腸」により、老廃物が貯まる原因になり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブル、下腹部の張り、腹痛などの原因になる。

「平成29年 我が国の人口動態」(政府統計)によると

女性のがん死亡率第一位は「大腸がん」、男性は「肺がん」でした。

近年特に急増している大腸がんは「停滞腸」が原因とも考えらえています。

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停滞腸の原因

停滞腸の具体的な原因としては、

2回食(直食抜きなどの欠食)、ダイエット食物繊維摂取不足運動不足ストレスなどが挙げられます。

特に2回食やダイエットは、食事量の減少に伴い摂取する食物繊維量が物理的に減少するため、ますます腸の動きが悪くなる悪循環の原因でもあります。

これらの原因から分かる通り、「停滞腸」の原因は決して珍しいものではありません。現代人の誰もがいつ「停滞腸」になってもおかしくはないということです。

オリーブオイルの便秘への効果

実は、オリーブオイルの便秘への効果は紀元前から知られています。地中海地域では、子供が便秘のときに、オリーブオイルをそのまま飲ませるそうです。

オレイン酸が多く含まれたオリーブオイルは、小腸で吸収されにくいため、比較的多め(15~30ml)に摂取することで小腸までその成分が行きとどき、そこで腸を刺激してスムーズな排便を促してくれる効果が期待できるます。

オリーブオイルには幾つかの種類があり、それぞれ用途が異なります。

便秘には、エクストラ・バージン・オリーブオイルを1日あたり15~30mlを目安に、サラダのドレッシングやパンにつけて食べることをおすすめしています。

食物繊維の便秘への効果

食物繊維は便のかさを増したり、便の水分を増やしたりする作用で便秘を解消するため、有効な食材です。
中性脂肪の低下・血糖値の改善といった効果があります。

便通を促進するための食物繊維量は、成人で1日20~21g(男性では26~27g)とされています。その分を意識的に摂取していただく必要があります。

実は食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があり、それぞれ体への作用が異なるのです。

不溶性は水に溶けない食物繊維で、キャベツやレタスなどに多く含まれています。

水溶性は水に溶ける食物繊維で、海藻類や熟した果実などに多く含まれます。

どちらか一方だけとるのは逆効果です。例えば、若い女性の場合、不溶性食物繊維ばかりとってしまう人が少なくありません。しかし、不溶性食物繊維だけではしっかり水分をとらない限り、便が固くなってしまうのです。

植物性乳酸菌による便秘への効果

カゴメ株式会社総合研究所の調査によると、1965年を境に、植物性乳酸菌よりも動物性乳酸菌の摂取が増えてきています。

これは日本人の食生活の変化によるものです。

 

例えば、昭和30年当時の日本人は、動物性乳酸菌をほとんどとっていないのに対し、植物性乳酸菌を1人あたり1日に30億個も摂取していました。

動物性乳酸菌は、ヨーグルトやミルクに多く含まれるため、コレステロールを多く摂ってしまいます。

それに対して、植物性乳酸菌の食品の代表として挙げられる「漬物」には、野菜を食べるため、食物繊維が一緒に摂れるという利もあります。

植物性乳酸菌には、乳酸菌の中でも特に生命力が強い性質があります。

酸度の高い胃液や腸液に耐え生きることができます。つまり、長く体内で生きることができるので、 お腹の調子を整える力があるのです。

松生恒夫氏がカゴメ株式会社総合研究所と共同で行った研究でも、腸内環境が整い、1日に服用する下剤の量が減るということが分かっています。 

地中海型食生活による便秘への効果

一般的に、脂肪の多い食事は大腸がんを引き起こしやすいリスクのひとつと言われます。

実際、和食中心だった時代の日本において、大腸がんは、ほとんどみられませんでした。しかし、ファーストフードや外食産業が次第に広まり、日本人の食生活が欧米化してきたことにより、脂肪の摂取量も多くなってきました。それにともなって、大腸がんも増えています。「がんの欧米化」といわれるゆえんです。

しかし一方で、日本人よりはるかに脂肪の摂取量が多いスペインのマヨルカ島において、日本より癌の発症率がかなり低かったというデータがあります。これは何故でしょうか。

調査によると、マヨルカ島では、オリーブオイルを毎日豊富にとっています。また、パンやパスタを中心とした穀物、魚や野菜、果実をふんだんにとり、肉類や乳製品はあまり食べないという、典型的な地中海型食生活を送っています。

つまり飽和脂肪酸やコレステロールが多く含まれている肉類や乳製品の摂取が少ないため、大腸がんのリスクを下げることができます。

また、ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜をよく食べること、さらに抗酸化物質を豊富に含んだオリーブオイルと一緒にとることが、がんの予防として働いている可能性があるのです。

下の図はハーバード大学公衆衛生大学院のウィレット教授が「何をどれだけ食べるべきか」分かるようにと発表した「地中海型食生活のピラミッド」です。

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画像元:http://matsuikeclinic.com/column0024.htmより

地中海型和食を提唱

毎日摂取するものとして「植物性乳酸菌・ヨーグルト・豆乳・オリーブオイル(量はたっぷり)」、たっぷり食べるものに玄米を加えます。

食物性乳酸菌は漬物や味噌など植物性の発酵食品や飲料商品などをうまく利用するととりやすいでしょう。

松生恒夫の「ホットバナナで腸若返り」

冬になると便秘が増える理由

  1. 寒さで腸の血流が滞り、活動が低下するため。
  2. 冬場は運動不足で腸に外からの動きが加わらないため。
  3. 水分が不足しがちで便が固くなるため。
  4. 温まった部屋から外へ、温度差が10℃以上あると、血流が低下するため。
  5. 夏の疲労がとり切れてなかったり、身体の調子が戻らないまま冬に突入するため。

ホットバナナの効果

●温めたバナナの熱自体が身体を温める

●「冷えにより腸の活動が低下し、腸や皮膚が老化」それを防ぐ

●バナナに含まれるポリフェノールなどが抗酸化物質を効果的に摂取できる

バナナにはさらに

  • 単糖類よりゆっくり消化される小糖類(ショ糖・オリゴ糖)や多糖類(食物繊維・デンプン・難消化性デンプン)が含まれ、エネルギーが持続しやすい
  • オリゴ糖が腸内細菌のエサになり、腸の動きが活発化される

医者がすすめる! 夜バナナで8割の不調は治る!(タツミムック)

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発行年月:2016.12
計算なし、制限なし、ホントに食べるだけ! 驚くべき「夜バナナ」効果の法則をご紹介!

松生恒夫のクリニック

松生(まついけ)クリニック HPより抜粋

  • 東京都立川市羽衣町2-12-27
  • TEL/FAX 042-522-7713
  • 休診/木曜・日曜・祭日 各種保険取り扱い
  • 内科・胃腸科 漢方外来・便秘外来

診療時間(休診日)

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松生(まついけ)アクセス

JR南武線「西国立」より徒歩7分

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松生恒夫の書物

最近2年程度を抜粋しました。

寿命の9割は腸で決まる(幻冬舎新書)

matuike-tsuneo-benpi-nayami-benpikaisyou-haiben発行年月:2018.01
小腸・大腸の働きが低下する「停滞腸」は、大腸がんだけでなく、糖尿病やさまざまな内蔵の不調・・・・明らかになってきた。人間の寿命は、腸の健康状態で決まると言っても過言ではない。

腸はぜったい冷やすな!(光文社知恵の森文庫)

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発行年月:2018.01
4万件を超える大腸内視鏡検査を行ってきた専門医が、腸がよろこぶライフスタイルをアドバイス

1日1杯のココアが老けない体をつくる

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発行年月:2017.12
脳の活性化、血行促進、ダイエット。凄いココア効果満載!大手食品メーカー元研究者が大公開! 腸医・松生氏がココアと相乗効果を発揮する食材についても説明。1日1杯のココア習慣でおいしく健康になりましょう!

老いない人は何を食べているか(平凡社新書)

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発行年月:2017.09
長寿県といわれる地域では、どのような食材が食べられてきたのか。
腸専門医の立場から、腸力を高め、見た目も若く健康的な生活を送るために、食材の効能や食べ方、日々の過ごし方を紹介する。

図解 体の不調が消える 腸を温める食べ方

matuike-tsuneo-benpi-nayami-benpikaisyou-haiben

発行年月:2017.01
いつもの食事にちょい足しで、腸がポカポカ温まる!
お腹の張りや便秘、下痢だけでなく、あなたを悩ます体の不調やなかなか取れない疲れは、腸の冷えが原因かもしれない。豊富な図版とともに紹介。

「もち麦」で腸イキイキ革命!: 腸免疫力アップでメタボ予防! 毎日の健康食習慣

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発行年月:2016.12

いま話題の「もち麦」の食物繊維含有量は玄米を上回り、殊に水溶性食物繊維β-グルカンによる便通改善・ダイエット効果には目をみはるものがあります。健康のため、毎日の食卓の主食としてもち麦を取り入れましょう。「美味しくて簡単! もち麦レシピ」を収録。

まとめ

第二の脳(セカンド・ブレイン)については、初めて知りました。

腸は大事なんですね。

イタリアンの料理人が作るパスタはオリーブオイルがたっぷりで、向こうでは使う量が半端ではないと聞いていましたので、やっぱり効果があるんだと改めて理解できました。

今回は省略したのですが、

同じイタリアでも北部や中部は、寒さや北ヨーロッパの食習慣の影響から、バターや動物性脂肪なども使った、どちらかというとコッテリ系の料理が多くなります。

一方、気候が温暖な南部が中心とする地域では、地中海型食生活を習慣としています。

それが大腸がんの死亡率にも差がみられていました。

知っとくで紹介!小林弘幸(便秘外来)のむくみ腸の食と運動の改善策

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