みなさん、こんにちは
ココイロで放映された「プラットフォーム今昔」!これは、半世紀の時の流れを3つシーンで展開するジオラマです。
この「プラットフォーム今昔」は、1965年、1990年、2015年・・と25年のスパンをおいてプラットホームで繰り広げられるストーリーを描いているそうです。
小原氏の書き込みなどを参考にして、どのように表現をされているか、まとめてみました。
また人物(フィギュア)や小物についての画像もまとめました。
小原雅司氏に関することは
ココイロ紹介!小原雅司(情景作家)プロフィールや経歴!受賞作品!
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以下、このブログで使用する画像は JAPANミニチュアフォーラム より引用します。
目次
プラットフォーム今昔の登場人物
一番上の段が1965年、二段目が1990年、三段目が2015年となっています。
縦に並んでいる人物は同一人物で、一段目から二段目で25年後、三段目で50年後となります。
この家族だけで見ますと
1965年の2人のカップルは、1990年には長男と長女の子供が2人です。
さらに25年後の2015年。それぞれ25年後の顔になっています。
4人家族ー1990年のプラットフォームー
お父さん、お母さん、お姉さん、弟の四人家族がデパートにおでかけした帰り道のシーンです。
お姉さんは買ってもらった絵本をベンチに座って早速お母さんに読んでもらっています。
弟はタバコを吸うおとうさんになにやら文句をいっています。
4人家族ー2015年のプラットフォームー
最近は家族揃ってお出かけすることがめっきり少なくなりました。今日は久しぶりに全員で親類の結婚式へ。その帰り道。
お父さんは最近手に入れたタブレットがフリーズしたのでお母さんに救援を求めましたが、お母さんもスマートフォンの使い方がイマイチ分からず、、、。
お父さんお母さんの1965年プラットフォーム
以上、4人家族のプラットフォームだけを取り上げました。
次に、フィギュアの骨組みからの画像数枚を引用させて頂き、その表現のすばらしさを!!
フィギュアの骨組み~ 画像
登場人物のフィギュアの原型
25年(四半世紀)の時の流れをおいた二つの場面のジオラマになります。
フィギュア・フェイスはコピーしたものを用意してそれにエイジングを加えてあります。
ボディを作りました。
25歳と50歳の設定です。あまり老け込ますのもなんなのでそこそこに。体重はけっこう増えています
フィギュアの小物
フィギュアをジオラマに登場させるときに必要となるのが小物類。
特にカバンは老若男女を問わず、その人物の嗜好や行動を表現するのに絶好の小物となります。今回は主に石粉粘土を使って作っています。
1965年・1999年・2015年のプラットフォーム今昔
1965年
1999年
2015年
まとめ
今回の画像などは JAPANミニチュアフォーラム より引用しました。
ご覧になってください。
「ジオラマは映画や絵本のワンシーンを切り取ったもので「その前後にも面白いストーリが有るはず」という思いから、時間軸での遊びを用いた作品をいくつか作ってきました。」(小原氏)
小原雅司氏の作品をfacebook等で見ると、その時代を思い出させるような、時代背景やその時代の顔の表情・感情が表現されているように感じます。
今回紹介した「プラットフォーム今昔」は1990年と2015年でイメージし作成中に、その25年前の1965年まで頭の中で描いたようです。